今回はモスクワ大学学生寮
ДСВ(デーエスヴェー/dsv)の、
居住階の間取り(部屋割り)などを紹介します。
居住階全体の間取り図
下の写真が、ДСВの居住階の全体間取り図です。(実際は避難経路図ですが)
建物は十字型になっていて、А・Б・В・Гの4ブロックに分かれています(冒頭の写真のА~Гと対応してます)。共同台所はАブロックにあります。
エレベータと当直さんの場所
真ん中にある「X」印がエレベータで、全部で6機あります。
赤い「コ」の字型は電話で、ここに当直さん(дежурная/ディジュールナヤ)が座ってます。(寮生が使う電話ではありません)
参考までに図内記号の凡例は以下です。赤いのは右から電話、消化器、消火栓、火災警報器。緑のは実線矢印が主要避難経路、破線矢印が予備避難経路。
居住部屋の構成
各居住部屋は、以下の様に共用部分(水色)と、2~4の個室から成ってます。
(寸法はかなりおおざっぱに描かれてます)
共用部分にはシャワー、トイレ、洗面所、冷蔵庫などがあります。
カギは、廊下から共用部分に入るものと、各個室に入るためのもの2つが渡されます。
入寮前は、何人(なんにん)と相部屋になるのか気になる所だと思います。でもこれは現地に行くまで分かりません。また、どの国の人といっしょになるかも事前には分かりません。
ただし、企業研修の場合、情報管理のため全個室を1人で借り切ることがよくあります。ロシア語研修に来るのは大手企業が多いので、費用はそれほど気にしてないようです。そういった場合、1つの部屋を自分で使い、空いた部屋を物置きにしたり、みんなとの飲み会場所にしたりしてました。(寮内はアルコール持ち込み禁止なのでこっそり)
ということで、 ДСВ居住階の間取りなどについてでした。