留学

モスクワ留学何持って行けばいいの?(辞書編)

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露和辞典 博友社と研究社

今回は「モスクワ留学何持って行けばいいの?」の3回目として、学習必需品のロシア語辞書について書きます。

前半は「紙の辞書」について、後半は「電子辞書」についてです。

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紙の辞書は携帯性より中身重視で

露和辞典

留学前に「辞書は学校に毎日持っていくものなので、内容が充実しかつ持ち運びに便利なものを持って行こう」と考えてました。

あとは値段ですね。

そこで露和辞典は、初級~中級向けに好評の博友社「ロシア語辞典」を持って行くことにしました。
(上の写真左側、赤いケースの方)

それまで日本で使っていて、初学者レベルには十分な内容、かつそれほど大きくなかったからです。

一方、ロシア語学科の人たちはほとんどが研究社「露和辞典」を持ってきてました(上の写真右側、白いカバーの方)。
縦20cm・横14cm・厚さ6cm・重さ1.3kgといった、携行辞書としては大きな部類に入るものです。

それを毎日授業に持ってきてるので、いつも大変だなあと見てました。

しかし授業が始まってからだんだん分かってきました。

最初のうちは博友社でもよかったのですが、授業が進んで新聞やチェーホフなどを読むくらいになってくると、博友社では対応できなくなってきたのです。
後半はそれでいろいろと苦労しました。
帰国後、はじめて研究社を使って「留学中に持ってたら・・・」としみじみ感じました。

留学では自分が予想していたより授業が進み、早く中級レベル以上になったりすることがあります。

そのため、そういった状況も見越して準備をしておく必要があります。

日本に居れば辞書はすぐに買い換えられます。

しかしモスクワ現地での日本製辞書の入手は難しいです。
(日本語を学習してるロシア人向けの露和・和露辞典は売ってます)

やはり辞書は、携帯性より中身を重視し、初めから良いものを持って行くべきですね。

辞書代はケチっていけません。(自戒)

和露辞典

ちなみに和露辞典は三省堂「コンサイス和露辞典」を持って行きました。

当時これが一番新しいものがだったからです。

コンサイス和露辞典

上の写真でも分かるように薄くて、非常にコンパクトです。

しかし小さい分、解説や例文が少ないのが難点でした。

日々の学習用というよりは、しっかり勉強してきた人が参考用に使うもの感じのものだなと。

留学中、露和辞典より使用頻度は少なかったですが、やはり内容はしっかりしたものを持って行くべきだったなと思いました。

今は研究社の「和露辞典(改訂版)」なども出ているのでそれらを持って行くと良いかもしれません。

電子辞書は持って行った方がいいのか?

留学するのに合わせ、電子辞書の購入を検討してる方も多いかなと思います。

ということで、露和・和露電子辞書について触れてみましょう。

カシオのロシア語電子辞書 (XD-7700シリーズ)

電子辞書といえば最近はスマホアプリが主流になってきてます。
(それ以上にネット検索ですが)

しかしロシア語に関しては露和・和露ともに本格的アプリがまだありません

2017年3月26日追記
2016年11月に iPhone用の本格的露和・和露辞典「プログレッシブ ロシア語辞典 - 物書堂」がリリースされました。かなり使いやすいです。

2019年3月10日追記
上記「プログレッシブ ロシア語辞典 - 物書堂」は、2019年3月から統合型辞書アプリ「辞書 by 物書堂」の有料コンテンツに移行しました。

そのためロシア語の電子辞書といえば、カシオの辞書専用機(XD-7700シリーズ)一択になるでしょう。
(ちなみに下の写真は初代機XD-SP7700です)

CASIO ロシア語電子辞書 XD-SP7700

紙の辞書と違い、調べたい単語を早く見つけることができるのが便利です。

またジャンプ機能で、表示されてる関連語をすぐ見に行けるのも秀逸です。

しかし結論から言うと、初~中級の人がこれだけで日々の学習をするのは難しいかなと思います。

その理由は、辞書の内容が充実してないからです。

XD-7700シリーズの露和・和露は、

  • コンサイス露和辞典 第5版(収録数:約106,000語)
  • コンサイス和露辞典 第3版(収録数:約44,000語)

の2つしか搭載されてません。

コンサイスは先にも書いた通り、解説が少なく、学習用というよりは今までロシア語をしっかりやってきた人向けの携帯用といった感じです。
(露和に収録されてるネイティブ音声が初学者に良い、というレビューはあります)

露和の場合、先に挙げた研究社「露和辞典」レベルのものが入ってなければ、本格的な学習には活用しにくいかもしれません。
(コンサイスは、ちょい引きには便利なのですが)

とは言うものの、この電子辞書には、

  • オジェゴフ露露辞典(収録数:約100,000語)
  • オックスフォードロシア語辞典(収録数:約500,000語)

の2つが入っているので、それが使いこなせるレベルであれば重宝するかと思います。

注意ポイント

2019年モデルのXD-SR7700から「オジェゴフ露露辞典」は非搭載となりました。

通販サイトによっては、昨年モデルの説明のまま「搭載」と書いてる場合があるので、購入の際はご注意ください。

授業での電子辞書使用について

最近は分かりませんが、先生によっては授業中に電子辞書を使うのを快く思わないこともあります。

同期の人が使用していて、注意されてる場面を何度か見たことがあります。

下ばかり見て話を聞いてないように思われたからかもしれません。

ということで、授業中に電子辞書を使う場合はあらかじめ先生に許可をもらっておいた方がよいかなと思います。

以上、モスクワ留学に持って行く辞書についてでした。

 

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