
モスクワ大学寮 ДСВ(デーエスヴェー)の食堂(столовая スタローヴァヤ )は地下2階にあります。
場所が少し奥まった所にあるため、長い間その存在を知らずに寮生活を送る人もいます。
今回はそんなДСВの食堂を紹介しようと思います。
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ДСВの食堂の行き方
まずは食堂の場所と行き方を。
食堂は地下2階にあります。
まず、0階ロビーにある階段かエレベーターで地下1階に降ります。
階段を降りたら、閑散とした地下1階をまっすぐ歩いて行きます。
突き当たり手前の右側に地下2階への階段があります。
この階段を知らないために、食堂の存在にずっと気づかないことがよくあったりします。
その階段を降りていくと食堂入口が見えてきます。
営業時間や中の様子など
入口はこんな感じです。
たまたま撮ったのがクリスマス前だったので、雪娘(Снегурочка スネグーラチカ)の絵で飾られてました。(雪娘とは、ロシア版サンタ、ジェットマロース(Дед Мороз)の孫娘ですね)
営業時間は以下のようになってます。
営業時間
昼食(Обед アビェート):12:00~16:00
夕食(Ужин ウージン):18:00~20:00
土日もやってるので、ものぐさな時には結構助かります。
ただし、いきなり数日間休みになることもあるのでその辺は注意が必要です。
食堂内の様子
食堂の中は、昔ながらに地味というか質素な感じです。
ふだんは地味ですが、イベントがある時は飾り付けがされます。
写真はちょうどクリスマスの時期だったのでいろいろと飾りつけされてました。
巨大なトナカイもいました。
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利用方法
料理は下の写真の右手奧の部屋にあります。
自分で取ったり、店員さんに言って盛りつけてもらいます。
全部ロシア語でやりとりしますが、分からなければ指さしでも大丈夫です。
最後にレジで支払いをします。
ロシアの習慣として、出来るだけおつりがないようにお金を渡しましょう。
(ロシアでは釣り銭が必要だと店員さんに怒られることがよくあります・・・)
払い終わったら、好きな所に座って食べて大丈夫です。
食事が済んだら、食堂左奧にある返却場に取り皿を返して終了です。
食べられる料理の種類や値段など
主な料理は、サラダ類、スープ類、パスタ、
米(タイ米みたいの)、そば米、じゃがいものペースト、
肉魚類、パン、ジュース等々です。
ほとんどがロシア料理で、日本食や中華は一切ありません。
飲み物に関しては砂糖入りジュースばかりで、コーヒー、紅茶、100%のフルーツジュースなどは置いてません。
パンはパサパサの白または黒パンです。
それ以外はほとんどが甘い菓子パンですね。
日本にあるような、ふわふわしたようなパンここにはありません。
それから、ロシアの食事全般に言えることですが甘い物がけっこう多いです。
サラダが砂糖で味付けしてあったり、ジュースにも砂糖がたくさん入ってたりで日本人には甘すぎることがよくあります。
1食の値段は、肉魚類ありで100ルーブルくらい、肉魚類なしだと40ルーブルらいです。
(値段は2010年頃のものです。当時は1ルーブル3円くらい)
肉魚が入ると急に高くなります。
これは食事中の写真。肝心の料理が写ってなくてスミマセン。
ДСВの食堂を利用する人
朝夕は学生が利用してますが、多くはいません。
値段的には学校の食堂よりずっと安いのですが、味は学校の食堂の方が断然上ですね。
なので、味にあまりこだわらず安くすませたい、という人向けかなと。
昼は寮の職員でかなり混雑します。
とはいうものの、その時間帯は学校に行ってることが多いのであまり影響はないでしょう。
おまけ:テレビが見られる
それから余談ですが、この食堂ではテレビが一日中ついてるので、部屋にない人は ここで見ることができます。
テレビやテレビの配線自体がない部屋がわりとあるんですよね。
番組はあまり面白くないかもしれないですが。
そんな感じで、ДСВの食堂についての紹介でした。