
モスクワ大学寮ДСВでは、10日に1度、ベッドシーツ交換日(обмен белья アブメーン ビリヤー)があります。
入寮すぐのころはそれを知らず、同じシーツをずっと使い続けてしまうこともありがちです。
中には3ヶ月間同じシーツの人もいたりしました。
今回はそんなДСВでのシーツ交換方法を紹介しようと思います。
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シーツ交換の日時は0階の掲示板に
シーツ交換の次回日時は、エレベーター0階の掲示板に貼ってあります。
以下の写真でいうと右下の紙がそれで、手書きのマジック文字が交換日です。
「27.04」とあるのは「4月27日」という意味で、
「1500-1800 час」が受付時間の「15:00~18:00」を表しています。
交換日は二日連続でおこなわれ、一日目は15~18時、二日目が9~12時です。
一日目の15~18時は、授業後に買い物などに行くと、間に合わくなりがちな時間帯です。
この日だけは授業が終わったらすぐ帰るのをおすすめします。
二日目の9~12時は、学校の授業時間とまるっきり重なるのでほとんど利用できません・・・。
シーツ交換の受付場所と、当日持参するもの
シーツの交換部屋は、8階のセクトА(801~803)です。
ここにも交換日が掲示されています。
当日持参するのは、枕カバー、かけぶとんカバー、ベッドシーツの3点です。
部屋に備え付けタオルがある場合はそれを入れて4点。
きれいに畳む必要はまったくなく、丸めて持っていって大丈夫です。
後でも書きますが、破れたりしてても申し出る必要はとくにありません。
交換所でのシーツの受け取り方など
交換時間に8階セクトAの廊下に行くと、机が出ていて受付をしてます。
まず、手前の部屋ですべてのシーツを渡します。すると札をもらえます。
そのときに部屋番号や名前を言う必要はありません。
また、受付の人も受け取ったシーツの枚数を数えるだけで、状態はほとんど確認しません。
つぎに、すぐ隣の部屋で札を渡せば、新品のシーツ一式をもらえます。
もらったら自室に戻り、自分でベッドメークして終了です。
交換でもらうシーツは、穴が開いてたり、裂けてることがしょっちゅうあります。
でも、破れてるからという理由では、たぶん再交換はしてくれません。
他のも破れてるからです。(苦笑)
また、破れを自分で修繕する必要もとくにないです。
ですが、次回の交換日まで注意して使わないとどんどん破れが広がっていきます。
そしてすぐにボロきれみたいになりがちです。
交換日以外にシーツ交換をしてもらうには
交換日にどうしても都合がつかない時は、それ以外の日に換える方法がないこともないです。
そのためには、まず自分の階を担当している管理人さん(各階の当直のリーダーみたいな人)の部屋に行きます。
当直のリーダーがだれか分からないときは、自分の階の当直さんに聞いてみましょう。
そして、その管理人さんに交換したい理由を伝え、シーツ交換依頼みたいな書類を書いてもらいます。
しかしこのとき、管理人さんに理由をいろいろ聞かれた末に、「次の交換日まで待て」と言われて終了のこともあります。
交渉力しだいかもしれません・・・。
無事に書類をもらうことができたら、それをシーツ交換部屋に持って行けば替えてくれます。
シーツ交換を勝手にしてくれる部屋
といった感じで、ほとんどの部屋は自分でシーツ交換する必要があります。
なのですが、2階の部屋はなぜか係の人が勝手に替えに来てくれることがあるようです。
2階には大企業からの研修生がよく住んでることがよくありました。
そして、会社が多くお金を出してくれてるからなのか、いろいろな面で待遇されてることがよくありました。
企業研修の人の部屋はある意味VIP扱いな感じでしたね。